さあ、100話目前です。
話数的に、ちょうど半分のところに来ていまして、
「よう訳したな!」
と思うとともに、そろそろ、
1話から当ブログを順々に読んで来られた方がいたなら、
「よう読んでくれました!」
と、読者の方をこそ、感心すべきなのかもしれないなあ、などと思っています。
まことに、ありがとうございます。
第7巻の適当訳後記・印象的な話
話数自体は少ないものの、
長い話が多くて、へこたれました。
とりわけ、「わらしべ長者」の第96話は、長かった。。。
(96)長谷寺参籠の男、利生に預る事(上)
そして訳していて、主人公から相当、俗な印象を受けたのが意外でした。
「昔話」の類が、どういう流れで、お説教めいた話になって行くのか、
そこら辺も、調べたらおもしろいだろうなあと思いました。
ところで
振り返ってみると、第1話を掲載したのは昨年の9月。
1年で半分まで来たのは、実にちょうど良い具合だと思いつつ、
最初の方の訳を見ると、適当訳者的には、今の和訳とだいぶ違うので、
恥ずかしいような気持になります。
注釈が物足りなかったり、現代口語を頻用していたり。
そんなこんなで
まもなく100話越えです。
訳しながら、訳者自らが勉強している、当、宇治拾遺物語の現代語訳ブログ。
この後も、お気楽におつきあいいただくと、たいへん嬉しいですー。
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