「わたくし版『宇治拾遺物語』現代語訳」も、
無事に第三巻を終えられました。

ありがとうございます、ありがとうございます。

全部で１５巻ありますので、５分の１が終ったことになります。

２０％

まだ、これだけ……。

第三巻の適当訳後記

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この巻は、何となく、「宇治拾遺らしいもの」が多い気がしました。

平安時代の、おかしな連中の話。
その割に、平中のうんこ話を除けば、露骨な下ネタは少ないので、
学校で使われる話が多いかもしれません。

たとえば、
(38)　絵仏師良秀家の焼をみてよろこぶこと
(40)　樵夫、歌の事
(42)　同人仏事の事
(43)　藤六の事

特に４２の、橋桁の木っ端を欲しがる人々なんてのは、
いつの時代もと、まことに興味深いです。

印象的な話

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適当訳者的に、もっとも興味深かったのは、
第３巻でもっとも長い、
(48)　雀報恩の事

子供らに厄介者扱いされる婆さんの右往左往が、目に浮びます。
子供らも決して、意地悪をしているわけじゃないところが、
余計に、当時の普通の家庭事情を想像させます。

というわけで

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第４巻以降も、ぼちぼちと続けて参りますので、
どうぞ、お暇な時の時間つぶしがてら、訪れてやってくださいませ。

微妙に、グーグル検索「宇治拾遺物語　現代語訳」で、
トップ表示されたり、まったく表示されなかったりしているようですが、
特に気にせず、まったり、のほほんと参りたいと思いますー。　

[6回]